壁から基礎まで
内外W断熱工法
ミヤザキホーム標準仕様 内外W断熱断熱工法
内外W断熱工法とは、躯体の中にグラスウールを充填する一般的な内断熱工法と、
躯体の外側に断熱する外断熱工法をミックスした工法です。
単に内断熱工法だと、柱の部分が熱橋になってしまい断熱性能が落ちることがデメリットです。
また外断熱のデメリットは重たい外壁を構造にしっかり留めるために断熱材の厚みに限界があることや
外断熱のみだと躯体の中が空洞になり、太鼓のようになり室内の反響音が大きくなります。
内外W断熱工法は、それぞれのデメリットを打ち消した最適な断熱工法といえます。
各断熱材
ミヤザキホームでは、壁から基礎まで、内外W断熱工法を採用しております。
基礎にはかんたんベース(65mm+65mm=130mm)を
壁には、セルボモード50mm+ノンホルムのアクリアウール105mmを
天井には、最新のマグブローライトを300mm施工しております。
基礎には、業界NO1の板厚を誇る工業化された
発泡スチロール製断熱型枠を採用。
実際の施工例
壁には旭ファイバーグラスの高性能&ノン・ホルムアルデヒド新断熱材「アクリアウール」16kと
外断熱部分には、セルボード(JIS A-EPS-B-特)はドイツ生まれのビーズ法保温板を採用。
ホルムアルデヒドがゼロの断熱材で
手触りもソフト、従来のグラスウールのチクチク感がほとんどありません。
付加断熱部材のセルボードは
オゾン層を破壊するフロンや、地球温暖化係数の高い代替型フロンも
製造初期から一切使用していないノンフロン建材です。
フロンガスに依存する断熱材は経年変化によりフロンが置換され、
性能の低下を招きますが、弊社のEPS断熱材は長年にわたり変わらない断熱性能を発揮します。
また、単独では燃焼せず、有害物質であるダイオキシンも発生しません。
現在、8種類の防火認定を取得しています。
セルボードの特徴
1.断熱性能がほとんど変わらない
昭和31年に造られた南極昭和基地。
そこで使用された100mmのビーズ法ポリスチレンフォームは、
40年間の極寒にさらされた後でも建設当初とほとんど変わらない断熱性能が保持されています。
2.水に強い
セルボードは一つ一つが独立した気泡体に包まれた空気で形成されており、
繊維系断熱材のように水を吸うことはなく、安定した性能を保ちます。
だから基礎に使っても安心!
3.熱伝導率
0.033w/(m・k)の変わらない熱伝導率を発揮!
最新の天井吹込み用グラスウールを採用
天井にも最新の吹込み用グラスウールを採用しております。
【マグブローライトの特徴】
- 屋根・床・壁用:吹込み密度22kg/㎥ 熱伝導率0.038W/(m・K)
(従来比 吹込み密度35kg/㎡ 熱伝導率0.040W/(m・K))
ベーシック仕様でも次世代基準をはるかに凌ぐ優れた数値
当社ベーシックスタイルとⅠ地域次世代基準との比較
数値 | Ⅰ地区の次世代基準(北海道) | 当社ペーシック仕様 |
Q値<熱損失係数> 熱損失係数(Q値)=w/m2k | 1.6w/m2k | 1.27w/m2k |
※上記Q値はベーシック仕様により試算したものです。
※熱損失係数とは、外気温が室温より1℃低いと仮定したときの、壁や床、屋根、窓などから外部へ逃げる熱量と換気により損失する熱量の合計を延べ床面積で割った数値です。
※この数値は建物の断熱性能として総合的に評価されるもので値が小さいほど断熱性に優れていることになります。
※Q値は高気密、高断熱の性能を判断する重要なものです。